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ボスニア、スルプスカ共和国側の不信

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はい、間をお開けしてすみません。

特に動きがなかったというのがありますが、管理人が始めての喪主としての初盆ですっかり消耗していたのが理由です。

さて、ボスニアのセルビア人側スルプスカ共和国、というか大統領のミロラド・ドディクの対ボスニア連邦(ボシュニャク人、クロアチア人)不信は高まっているようです。

「ボスニア連邦はセルビア人とスルプスカ共和国に対する軍事同盟だ」

これと並んで、ドディクは以下のように述べています。

「(スルプスカ共和国のだけでなく)全てのセルビア人は統合されたポリシーを持つべきだ」

「私は「ボスニアのセルビア人」ではなく、「セルビア人」だ」と述べています。

「スルプスカ共和国は「国家」である」

全てのセルビア人が一つの国境に住まうべきという大セルビア主義を髣髴とさせる表現です。

ドディクはボシュニャク人からの受けは悪く、これはボスニアをとりまく関係諸国が対応を誤ると、あるいは…という感触です。


現在のところニコリッチ政権はEUとの関係は一見良好ですが、ロシアとの関係強化も平行して行われています。

ヴチッチ副首相兼国防相、ロシアを訪問

セルビアとロシア、防衛産業での協力に合意


今日はこんなところでしょうか。

それでは、またよろしくです。
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テーマ : 国際政治
ジャンル : 政治・経済

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No title

( ノ゚Д゚)こんにちは

喪主の件お疲れ様でした。ゆっくり休んでください。
ロシアのWTO加盟で最近わたしも仕事が忙しくなって来ました。
モスクワは涼しいです。航空ショーやプッシーライオットの事件などニュースは騒がしいですが、国民の目が内側へ向き、ロシア全体が外から内へ厳しくなることはいいことだと思います。
少なくとも「脱乱世」。破壊から再生することは復権への第一歩と感じます。

スルプスカやコソヴォ北部はバルカンにとって信管のようなものですね。
セルビア人にとて祖国から分断されるのは気持ちのいいものではないと思います。
ユーゴにとってセルビアがCISのロシアのように地域の中心になれなかったのは不幸でした。
助けを求めても、イスラム諸国やEUに睨まれてはどうしようもないでしょう。
ロシアとしても分離主義を助長すればダブルスタンダードになるので協力と共生。そしてシリアのように国民が決めるべきと言う他ないでしょう。特に外交面ではあまり助けれません。

セルビアとロシアの軍における装備体系は大型兵器に関しては親和性があります。
ロシアにとってこれはとてもいい条件です。協力はとてもシンプルで効果的だと思います。
戦車の例ではロシア側のT90とセルビア側のM84ASは共に基礎は旧ソ連のT72と同じで性能もほぼ同一になっているらしく、追加装甲や防御システム等は全く同じ物を装備しています。
この戦車は2004年に登場しており、軍事に関してはかなり前からロシア化していたと思います。
そりゃコソヴォもドイツ製の戦車に攻められてはたまらんでしょうし、セルビアも仮想敵から兵器を輸入するなんてしないでしょう。
ただフランスがどう出るかわかりません。
フランスはNATO加盟国でありながらロシアに強襲揚陸艦や歩兵システムを(いずれも新鋭)売り、バルト三国やポーランドから非難を受けました。
今度は装甲車もロシアと共同開発する予定らしく不透明です。
イタリアの軍需もロシアに軍用ジープを共同生産しており、両国とも縮小する軍需産業を好調なロシアの広い兵器販売網に載せたいようです。
セルビアへのロシア系兵器の販売はモスクワにとって近代化へのテストヘッドであり、NATOとロシアのキメラのような兵器たちの実験場になるかもしれません。

ガスから戦車に、オイルがミサイルに、資源と兵器は一定の国家の安定と保障をもたらします。
ロシアとセルビアは欲しいものと売りたいものがかぶっています。
危険ですが商売は商売です。EUはコソヴォに戦車を置くでしょうか?イスラムを守るためにNATOは動くでしょうか?少なくとも余裕は無く葛藤するでしょう。
裁判所より枕元にある銃のほうが近いものです。あとはセルビア人次第ですね。

Re: No title

ラーダ様

お気遣い痛み入ります^^

昨夜エントリを投下する際に返信しようと思ったのですがあまりに眠かったもので今になってしまいました。
お忙しい中ご苦労様です。
ロシアが概ねプーチン支持(最近の調査では下落傾向も見えるようですが)なのはエリツィン時代のアレっぷりを記憶している世代が多いからなのかもですね。

スルプスカやコソヴォが信管ならば、導火線の最終端にあるのはマケドニアです。
私も旧ユーゴの現在の騒乱を見つつマケドニアには注意を払っています。
旧ユーゴは、もともと南スラヴ人たちが周囲の大国に対抗すべく団結するために作られたにもかかわらず、
ユーゴ王国はすぐにセルビア人とクロアチア人の反目という内憂に直面しました。
第二次大戦時にはそれがジェノサイドにまで発展し、社会主義時代にもクロアチアの春事件などさまざまな民族対立の危機に直面していますので、CISにおけるロシアのように求心力を発揮するというわけにはいかなかったでしょう。
セルビアとそれ以外の共和国との間に顕著な国力の差があったわけでもありません。

セルビアの姿勢はニコリッチの政治家としての性格からEUへの今までの親和路線は深層レベルでは変化するでしょうし、
最新エントリでも書いたようにNATO加盟はないと言明している以上、装備面でNATO基準に適合する努力は今後弱まるのではと推測しています。

コソヴォ、というかアルバニアはEUにとって厄介な問題のはずです。
以前のエントリでも書きましたが、現在のベリシャ大統領が首相だったころ国際イスラム原理主義組織がアルバニアに食い込もうとするのを容認しているとして西側からの圧力を受けそれらに対し強硬姿勢に転じたという過去があります。
あまりアルバニアを邪険にするとまた同様なことが生起するかも知れません。
現在、EUの求心力の低下と中東、南アジアでのイスラムの巻き返しを見ると同じことが再び生起した場合現在のアルバニア政府はどう対応するのか。
そこをEUはもちろん注視していると思われますが、今後どれほどアルバニアとコソヴォを手元に留めておけるかは疑問ですね。

今回も興味深い情報をありがとうございました!
プロフィール

crnaoluja

Author:crnaoluja
こんにちは。
東欧地域の戦略環境分析が専門のシンクタンクで研究員をしておりますチェコ出身のエリシュカ・マジャーコヴァーと申します。

ネクロマンサーのすぴか、その一味のミルチャ・アントネスクとともに東欧情勢について御説明していきたいと思います。

ハンガリー以北(V4)+バルト三国は私、南東欧がミルチャ、地政学・戦略論など理論面はすぴかが担当致します。

文責は @crnaoluja (twitter)

ミルチャのアイコン絵はあんねこ先生より頂きました。
http://a-n-neko.tumblr.com/

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