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ニコリッチ、当選。

anica2


Picka ti materina!

アーニツァだ。



えー、

anica3

知ってのとおり、ニコリッチが当選した。

まあ大体予想はついていた。

EUが経済的に自滅してEU加盟の旨みが無くなり、またコソヴォが今まで書いてきた状況ならばこの方向で決まると思っていた。

タディッチ優勢などという途中報道を見て不思議に思っていたのだが…



今までここで書いてきたことを思い出してもらえれば、これからどうなるか想像がつくと思う。

ニコリッチはバランス感覚はあるようだし、EUや米との関係はそう一気に悪化することはないだろう。

ミロシェヴィッチのような理念も無く周囲を混乱させて生きながらえてきたタイプとは違うようだ。

現在のところロシアの反応くらいしか出てきていないので

周辺国、特にクロアチア、ボスニア連邦、スルプスカ共和国、コソヴォ、アルバニアの反応、またセルビア国内のサンジャクの反応が揃ったらそれについてエントリを改めて書こうと思う。

ただコソヴォとの関係が悪化することは確実だろう。

コソヴォのセルビア人を鼓舞し、またセルビア国内のアルバニア人を硬化させる方向に行くと思う。

もちろん(米欧との関係は維持しつつも)ロシアへの傾斜は強めるだろう。


すまん。今日はあまり分析的なことを書いていない。

というのも、ちと感情的になりすぎているのだ。

私はクロアチア内戦が始まるあたりからここを見てきた。

本格的にバルカンについてやりだしたのはクロアチア・ボスニア内戦が終結した1995年あたりからで、

そのころはまだミロシェヴィッチがバルカンの不安定の台風の目で、バルカン情勢は全てを悪いように悪いように考えれば必ずそのとおりになるなどという有様だった。

2000年にミロシェヴィッチ体制が崩壊したとき私はセルビアに近いところにいたのでTVであの「革命」の有様を見ていた。

その後、コシュトゥーニツァ、ジンジッチ、タデイッチと、よたよたとリベラル政権が続く中NATOがハード面で、EUがソフト面で旧ユーゴ地域を含めたバルカンを包括して管理する体制を作った。

コソヴォで断続的に民族同士の小競り合いが続いていたとはいえ、しばらくはセルビアから眼を離してもいいくらいには安定していたのだ。

コソヴォが独立するまでは。

あれで流れが変わった。

セルビア国民がEUに抱く憧憬がベオグラードのリベラル政権の後ろ盾だったが、コソヴォ問題とEUの経済的自滅で消え去った。


ニコリッチが実際に国をどのように指導するのかまだ見てみないとわからない。

ミロシェヴィッチほどおおっぴらに悪質ではないのだろう。

ただ今以上に地域が安定することはないだろう。

これからなるべく更新頻度を上げてウォッチしていくつもりだ。


それでは、今日はここまでだ。

Laku noc i Do vidjenja!
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テーマ : 国際政治
ジャンル : 政治・経済

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crnaoluja

Author:crnaoluja
こんにちは。
東欧地域の戦略環境分析が専門のシンクタンクで研究員をしておりますチェコ出身のエリシュカ・マジャーコヴァーと申します。

ネクロマンサーのすぴか、その一味のミルチャ・アントネスクとともに東欧情勢について御説明していきたいと思います。

ハンガリー以北(V4)+バルト三国は私、南東欧がミルチャ、地政学・戦略論など理論面はすぴかが担当致します。

文責は @crnaoluja (twitter)

ミルチャのアイコン絵はあんねこ先生より頂きました。
http://a-n-neko.tumblr.com/

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