スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

久しぶりにサンジャク

anica1

Picka ti materina!

アーニツァだ。


今回はサンジャクについて手短に。

今日はサンジャクの二人の指導者の発言についてだ。

まずは「ムフティ」のジュコルリッチ、大統領候補として発言。

この中でジュコルリッチはサンジャクのボシュニャク人だけでなくセルビア国内のアルバニア人やヴォイヴォディナのマイノリティーたちの権利をも、当選した暁には保護すると述べている。

さらに、彼は現与党の民主党(DS)と右派のセルビア進歩党(SNS)のどちらも支持しないと言明している。


そしてもう一つ。

サンジャクのボシュニャク人民族会議の議長エサド・ジュジェヴィッチ、大統領選のボイコット呼びかけ。

ジュジェヴィッチはジュコルリッチに大統領選から撤退するよう呼びかけている。


どのみちサンジャクは一枚岩ではないと言うことだ。

ジュコルリッチはこの発言を読むとやるき満々であり、ジュジェヴィッチの呼びかけなど意に介さんだろう。

さらにボシュニャク人のイスラム指導者としてはジュコルリッチに対立するジルキッチがいる。

サンジャクがまとまって反ベオグラードに動き出したら、コソヴォに隣接すること、モンテネグロ側にもサンジャクが存在する(サンジャクはセルビアとモンテネグロで折半されている)ことを考えると危険だが、その心配は今のところする必要はないかと思われる。


あと一つ。

ヴォイヴォディナの農民の騒動は今でも私は深刻な安全保障上の問題にはならないと思っているが、ダチッチ内相が次のような発言をした。

「ヴォイヴォディナは共和国には決してならない」

これは農民の騒ぎを直接に意識したものとはちと考えにくいのだが。

何度もいうとおり、ヴォイヴォディナ自治州は多数のマイノリティー(某研究所の所長によれば23の民族)がおり、ハンガリー人が多いといっても突出しているわけではない。


とまあ、今回はあまりきなくさいニュースはないのだが、一つだけ。

ボスニアのスルプスカ共和国のドディク大統領。

「我々はボスニアが分裂した時に備えている」

ドディクは、ボスニアの分裂は近い将来ではないとしながらも、安定していない国家と指摘している。


それでは今日はこのへんだ。

Laku noc i Do vidjenja!


黒海北岸、コーカサス、中央アジアについて http://belaoluja.blog.fc2.com/
スポンサーサイト

テーマ : 国際政治
ジャンル : 政治・経済

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

crnaoluja

Author:crnaoluja
こんにちは。
東欧地域の戦略環境分析が専門のシンクタンクで研究員をしておりますチェコ出身のエリシュカ・マジャーコヴァーと申します。

ネクロマンサーのすぴか、その一味のミルチャ・アントネスクとともに東欧情勢について御説明していきたいと思います。

ハンガリー以北(V4)+バルト三国は私、南東欧がミルチャ、地政学・戦略論など理論面はすぴかが担当致します。

文責は @crnaoluja (twitter)

ミルチャのアイコン絵はあんねこ先生より頂きました。
http://a-n-neko.tumblr.com/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。