スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

コソヴォ、そしてマケドニア

anica2

Picka ti materina!

アーニツァだ。


いやまたブランクを作って申し訳ない。

相変わらず状況が変化しないというのもあるが、

今回は研究の方法論について迷いができ、ちと解決に没頭していたのだ。

なにしろ常に限られた時間内でもっとも効率があがる研究方法、そのための方法論について考えていないといけないのだ。

まあなんとか落としどころを見つけ、これからはまたちゃんと更新できると思う。


あと、今回出てきたのは、コソヴォだけでなくマケドニアでも動きが出てきたためだ。


その前に、まずコソヴォだ。

状況は相変わらずだ。

3月から4月までの間、北部コソヴォのセルビア人が多い地域で傷害、殺人時間が何件か起きた。

セルビア人が襲われたという事件が多いが、アルバニア人が何者かに殺害された事件もある。

北部コソヴォの街で民族同士の緊張高まる

3月31日にはコソヴォ警察の警察官がセルビア領メルダレで逮捕された

この件につきコソヴォ政府は「誘拐」だとし非難。

こうした状況下で焦点になったのはセルビアでの地方選挙をコソヴォで行うかどうかだった。

セルビア側にしてみればコソヴォはセルビア領である。

しかし、この件についてEUはコソヴォ北部での選挙実施を行わないよう声明を発した。

これに関してセルビアのゴラン・ボグダノヴィッチ・コソヴォ担当相は選挙を行わないと発言

これについては、コソヴォ北部のセルビア人の反発が予想される。


さて、マケドニアだ。

anica3

マケドニアの状況は実のところ悪化している。

もっとも人口の多いスラヴ系マケドニア人(この言い方は好きではないのだがわかりやすくするためこれで通す)とアルバニア人との間の緊張だ。

ここ一ヶ月程度、散発的な暴行事件が起きていた。

4月12日、マケドニアの首都スコピエ北部ジェレザルスコ・エゼロで5人のスラヴ系マケドニア人が銃殺されているのが発見された。

犯人はまだ特定されていない。もちろんアルバニア人であるとの証拠は無い。

しかしこれに関してスラヴ系マケドニア人側の集団が抗議行動を起こした。

このニュースも。

アルバニア人側はこの動きに反発している。

ここで気味の悪いニュースがある。

「アルバニア軍」を名乗る正体不明のグループがスラヴ系マケドニア人の政府はアルバニア人地域の「占領地」から撤退せよと声明を発した。

この件はこのグループが存在するのかすらわからないのでまだちゃんと扱えないのだが、この声明の中で彼らがグルエフスキ・マケドニア首相を「親セルビア」と断じているのが気味が悪い。


というのも、コソヴォで同じ頃、「コソヴォ北部のアルバニア人武装組織」なる集団についてコソヴォのテレビで放送された、その件についてセルビアのボグダノヴィッチ・コソヴォ担当相が警戒しているというニュースがあったのだ。

KFORはそのような武装組織はコソヴォ北部で存在を確認されたことはないと声明。

どちらも今のところ霧の中だが、コソヴォとマケドニアのアルバニア人の間で相互にリンクさせようとする意図があることは事実ということだ。


これがどれほど危険なことか、ここをお読みになっておられる方々には理解して頂けると思う。

EU、米、NATOもマケドニアでの事態について憂慮の念を表明した。

マケドニアでの事態のバルカンの安全保障への影響(危険性)について正しい認識を持っているのだと思う。

とにかくマケドニアでの緊張については、これから逐次報告していくつもりだ。


それでは、Laku noc i Do vidjenja!
スポンサーサイト

テーマ : 国際政治
ジャンル : 政治・経済

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

crnaoluja

Author:crnaoluja
こんにちは。
東欧地域の戦略環境分析が専門のシンクタンクで研究員をしておりますチェコ出身のエリシュカ・マジャーコヴァーと申します。

ネクロマンサーのすぴか、その一味のミルチャ・アントネスクとともに東欧情勢について御説明していきたいと思います。

ハンガリー以北(V4)+バルト三国は私、南東欧がミルチャ、地政学・戦略論など理論面はすぴかが担当致します。

文責は @crnaoluja (twitter)

ミルチャのアイコン絵はあんねこ先生より頂きました。
http://a-n-neko.tumblr.com/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。