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変らない状況

anica2

Picka ti materina!

アーニツァだ。


サボっているわけではないぞ。

状況が変らない。

背筋が寒くなるくらいだ。

まあ私がどう考えても変りようもないのだが。


この状況下で、コソヴォ北部のセルビア人の主張は変らない

コソフスカ・ミトロヴィツァの市長、住民投票は2月14日、15日に行う。

事態の進展について、西側が何かをしているという情報が入ってこない。

そんな中、聞き捨てならない記事があった。

西部バルカンにおけるワーキンググループの代表「12月に欧州委員会がセルビアのEU加盟候補としての地位について決定しなかったのは誤りだった

もう遅いわ。


こうした中、セルビア側に立つ国々が同調的態度を示している。

伝統的親セルビアであるギリシア、セルビアを全面的に支持

ロシア大主教「コソヴォのセルビア人は地政学ゲームの犠牲者である」


12月にEUが放り出したセルビアのEU加盟候補についての決定は3月。刻一刻と迫っている。


最後に面白いニュース。

セルビアを訪問しているメシッチ元クロアチア大統領は、

「ボスニア・ヘルツェゴヴィナの安定のためにデイトン合意を変えるべきだ」

確かにデイトン合意はセルビア人とボシュニャク人・クロアチア人との間に勢力均衡状態を作り出すことを最優先としていたきらいがある。

当時の(言っちゃ悪いが)狂犬の噛みあい状態をやめさせるにはやむをえなかったが、

今日のボシュニャク人とスルプスカ共和国のドディク大統領との確執、

そしてボスニア・ヘルツェゴヴィナ政府が長期間にわたって組閣されなかったことを考えれば今のシステムには確かに無理な部分がある。

しかし、内戦終結からまだ15年強しか経っていないのだ。

第二次大戦中のボスニアにおける民族殺し合いから数十年経ってあの惨事が起きた。

その間ずっと社会主義ユーゴはここの民族の精神的バランスについて気を使ってきた。

これはよく聞く話なのだが、例えば当時ボスニアでセルビア人の逮捕者が出ると、

無実のクロアチア人、ボシュニャク人が同じ罪で逮捕されるという具合だ。

デイトン体制を変化させるのはやむをえないかも知れんが、

今日では社会主義ユーゴのような政治的強者は居らず、ただ現地の諸民族同士の善意に期待するしかないという状況ではそれは難しいのではないか。


今日はこんなところだ。

Laku noc i Do vidjanja!
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テーマ : 国際政治
ジャンル : 政治・経済

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crnaoluja

Author:crnaoluja
こんにちは。
東欧地域の戦略環境分析が専門のシンクタンクで研究員をしておりますチェコ出身のエリシュカ・マジャーコヴァーと申します。

ネクロマンサーのすぴか、その一味のミルチャ・アントネスクとともに東欧情勢について御説明していきたいと思います。

ハンガリー以北(V4)+バルト三国は私、南東欧がミルチャ、地政学・戦略論など理論面はすぴかが担当致します。

文責は @crnaoluja (twitter)

ミルチャのアイコン絵はあんねこ先生より頂きました。
http://a-n-neko.tumblr.com/

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