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コソヴォ北部の危機

anica2

Picka ti materina!

アーニツァだ。

今回はコソヴォ北部で起きている危機についてまとめる。

元来、コソヴォ北部はセルビア人が多く、コソヴォ独立で「マイノリティ」になっている。

ここは1999年のNATOによる新ユーゴ空爆以来アルバニア人とセルビア人との間で緊張、そして頻繁に暴力的事件が起きるという状況になっている。

このコソヴォ北部は、当然ながら「首都」プリシュティナがあるコソヴォ南部とセルビア「本土」とを結ぶ幹線道路が通っている。

コソヴォ北部とセルビア「本土」との間の2つの「国境検問所」、ブルニャクとヤリニィエを、7月26日(25日深夜?)、コソヴォの警察部隊KPSが押さえようとした。

コソヴォの危機:セルビアは国連、EU、NATOに通知

KPSはブルニャクには到達したが、ヤリニィエ(こちらのほうがセルビア「本土」に向いている)には地元セルビア人のバリケードで到達できなかった。

NATO主導のKFOR部隊がすばやく動き、ヤリニィエの手前に展開すると同時に、コソヴォ北部の中心都市でここのセルビア人の本拠地コソフスカ・ミトロヴィツァにおいて、街中のセルビア人とアルバニア人の居住区を分ける橋にも展開した。

封鎖は一部解除

ブルニャクから未だ撤退しないKPSに対し何者かが銃撃しKPSの人員が負傷。

以上、緊迫した情勢が続く中、セルビアのタディッチ大統領は、平和的解決を強調。

この声明の中で、「プリシュティナを支援する国際共同体は悲劇的な展開をもたらすだろうと警告。セルビアを交えた交渉で解決するよう主張。

タディッチの反応:セルビアは戦争に突入しない。

またセルビアは、警察部隊をこの地域に展開させ臨戦態勢においた。警察部隊というが、リンク先の写真を見てほしい。

行政上の線に沿って警察部隊を臨戦態勢で配置


こうした中、ヤリニィエ手前に展開するKFOR部隊に「セルビア人の」数名が火炎瓶を投げつけるなどして攻撃した。繰り返すが、「セルビア人」だ。

ヤリニィエ炎上

タディッチはすぐさまこの行為を非難する声明を発した。

タディッチ、激しく非難


この問題について国連の安全保障理事会において28日午後討議される予定だ。

だが、ここにセルビアのイェレミッチ外相が参加することは「許されなかった」

国連安全保障理事会、コソヴォについての討議のため招集。


そして、KFORの上部組織であるNATOはこのヤリニェ、ブルニャク両地域を非軍事地域に指定し、KFOR軍が展開した。

NATO、非軍事地域指定を宣言

これにセルビアが反発している。これはコソヴォの独立を固定化するものだというのだ。

KFORは国連安全保障理事会決議1244から逸脱している。



今日のところは以上だ。

言いたいことはいくらでもあるが、これについての論評は、明日行うつもりだ。


それでは、Laku noc i DO vidjenja!


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Author:crnaoluja
こんにちは。
東欧地域の戦略環境分析が専門のシンクタンクで研究員をしておりますチェコ出身のエリシュカ・マジャーコヴァーと申します。

ネクロマンサーのすぴか、その一味のミルチャ・アントネスクとともに東欧情勢について御説明していきたいと思います。

ハンガリー以北(V4)+バルト三国は私、南東欧がミルチャ、地政学・戦略論など理論面はすぴかが担当致します。

文責は @crnaoluja (twitter)

ミルチャのアイコン絵はあんねこ先生より頂きました。
http://a-n-neko.tumblr.com/

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