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マケドニアのアルバニア人の分離?分権?

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Доброго вечора!

教祖です。


今のところ南東欧のほうで危険と見られる動きは見られないのでウクライナとそれに関連した動きのほうに集中しています。これに関してはこちらのブログのほうに書いています。

http://belaoluja.blog.fc2.com/


さて、マケドニアでは一見奇妙な、スコットランド独立騒ぎに便乗したような動きがありました。

アルバニア人政治家のネヴザト・ハリリが数十人の同士とともに、マケドニアの首都スコピエで「イリリダ共和国」の樹立を宣言しました。

http://www.balkaninsight.com/en/article/republic-of-ilirida-declared-in-macedonia?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed

住民投票を現グルエフスキ政権に要求していますが、完全な独立ではなく、マケドニア共和国との連邦を構想しています。

一見どうということもない件ですが根はそれなりに深いものがあります。

この件は初めてではないのです。90年代初頭にこうした動きをこのハリリという人物は行い、住民投票なども実施しています。

この件自体は大したことはないものと見られがちですが、マケドニアにおけるマケドニア人とアルバニア人との関係は良好ではないのでこの動きがアルバニア人全体に波及する可能性はないのか、観察する必要はあると思われます。


ところで、セルビアのガシッチ国防相は、在セルビア・ロシア大使と両国の防衛協力について協議しました。

http://www.rts.rs/page/stories/ci/story/124/%D0%94%D1%80%D1%83%D1%88%D1%82%D0%B2%D0%BE/1701329/%D0%A3%D1%81%D0%BF%D0%BE%D0%BD+%D1%81%D1%80%D0%BF%D1%81%D0%BA%D0%BE-%D1%80%D1%83%D1%81%D0%BA%D0%B5+%D1%81%D0%B0%D1%80%D0%B0%D0%B4%D1%9A%D0%B5+%D1%83+%D0%BE%D0%B4%D0%B1%D1%80%D0%B0%D0%BD%D0%B8.html

軍事面だけではなく軍人の教育、医療、技術にわたる範囲での強力を行うことで合意されました。

ちなみに、ロシアのラヴロフ外相はボスニアについて先日デイトン合意の枠組みは守られるべきであると発言しました。

今現在の動きから見て一見スルプスカ共和国に対する牽制に見えますが、実際には連邦制を解消して一つの国家体制にするという動きに対する牽制であり、スルプスカ共和国に対する援護射撃です。

さらに、ロシアはスルプスカ共和国に財政援助を行うことで合意しました。

http://www.nezavisne.com/novosti/bih/Rusi-pomazu-budzetu-RS-i-salju-mazut-263351.html


僕は以前から、セルビアとスルプスカ共和国は露がNATO・EU圏に持つ地雷と認識しているので、こうした行動は想定の範囲内です。


今日はこんなところでしょうか。

それでは、

До побачення!


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crnaoluja

Author:crnaoluja
こんにちは。
東欧地域の戦略環境分析が専門のシンクタンクで研究員をしておりますチェコ出身のエリシュカ・マジャーコヴァーと申します。

ネクロマンサーのすぴか、その一味のミルチャ・アントネスクとともに東欧情勢について御説明していきたいと思います。

ハンガリー以北(V4)+バルト三国は私、南東欧がミルチャ、地政学・戦略論など理論面はすぴかが担当致します。

文責は @crnaoluja (twitter)

ミルチャのアイコン絵はあんねこ先生より頂きました。
http://a-n-neko.tumblr.com/

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