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セルビア、「義勇兵」に罰則規定を検討

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Доброго вечора!

教祖です。


今のところバルカン方面で危険な動きは感知できません。

セルビアは相変わらず西側とロシアとの間でのバランス外交を余儀なくされています。

セルビアの当面の外交問題の一つはウクライナでの義勇兵でしょうか。

この件に関して、セルビア政府はそうした義勇兵、傭兵に対しての罰則規定を設ける方向で検討に入りました。

http://www.b92.net/eng/news/crimes.php?yyyy=2014&mm=08&dd=14&nav_id=91289


ちなみにこれと前後して、ロシア側で義勇兵として戦うギリシア人についての記事がありました。

http://en.ria.ru/world/20140827/192384386/Greeks-Fighting-Alongside-Donetsk-Peoples-Republic-Militia--.html

この記事に対してfacebookでは「東方正教のタリバン」などというコメントがありました。確かにギリシア民族派にはシンセルビア感情と並んで親露感情がありますが、

今回の件においては、ウクライナ南部のギリシア系住民に関係したものであったようです。


隣国クロアチアでは、クロアチア内戦期の激戦地の一つヴコヴァルにおいて民族派がキリル文字、すなわちセルビア人の使用する文字の使用を禁ずる住民投票を呼びかける署名活動を行っていましたが、クロアチアの憲法裁判所にNOと言われました。

http://www.b92.net/eng/news/region.php?yyyy=2014&mm=08&dd=13&nav_id=91276

ヴコヴァルの惨劇をもたらした内戦が終結したのは1995年でその後もヴコヴァルのある東スラヴォニアは不安定な状態にあり、クロアチア人とセルビア人に内戦前のような関係を戻せというのはさすがに無理であると思われます。


現在、旧ユーゴ諸国(スロヴェニア、クロアチア、セルビア、コソヴォ、ボスニア、モンテネグロ、マケドニア)にアルバニアを加えた諸国の代表がドイツに招かれ安定化のための会議を行っています。

以前にも書いたようにバルカンはNATO・EUの柔らかい腹であり、この地域の安定は対露戦略において不可欠です。

さらに、今後ロシア以外の資源の探求がより必要となれば、南コーカサスからトルコを通ってくるパイプラインの重要性が増し、そのためにもバルカンの安定は一層重要になると思われます。


今日はこんなところでしょうか。

それでは、До побачення!


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crnaoluja

Author:crnaoluja
こんにちは。
東欧地域の戦略環境分析が専門のシンクタンクで研究員をしておりますチェコ出身のエリシュカ・マジャーコヴァーと申します。

ネクロマンサーのすぴか、その一味のミルチャ・アントネスクとともに東欧情勢について御説明していきたいと思います。

ハンガリー以北(V4)+バルト三国は私、南東欧がミルチャ、地政学・戦略論など理論面はすぴかが担当致します。

文責は @crnaoluja (twitter)

ミルチャのアイコン絵はあんねこ先生より頂きました。
http://a-n-neko.tumblr.com/

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