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NATO、コソヴォ治安部隊の国軍化に反対

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Dobry vecer!

エリシュカです。


特に大きな動きはないので今回はつなぎ程度のことを。


ニコリッチがコソヴォを訪問後、トルコの国防省がコソヴォを訪問しました。

http://www.aa.com.tr/en/rss/131299--turkish-defense-minister-in-kosovo?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

このタイミングだとトルコがすでに浸透しているコソヴォを安心させようという魂胆でしょうか。

この頃すでにニコリッチは次の訪問国アゼルバイジャンに着いてますがこの件についてトルコから説明を受けていたかどうかは不明です。

ニコリッチのトルコ訪問はもちろん経済面の利益追求が大きいですがトルコが浸透しつつあるバルカンのムスリム国、地域を牽制する意図があると思われ、まさに虚虚実実です。

彼らの後ろ盾であるトルコと関係強化してしまえばある程度トルコの対外政策に影響を与える可能性があるとは思いますが、前に書いたようにもちろん諸刃の剣です。


さて、このニュース関連ですが、トルコ国防相はコソヴォが国軍を作ることに賛成しています。

これはNATOのこの見解を念頭に置いたものであると思われます。(先ほどのトルコ国防相の発言はこのニュースの中にあります)

http://www.b92.net/eng/news/politics-article.php?yyyy=2013&mm=02&dd=09&nav_id=84610

NATO加盟国のうち4カ国がコソヴォを承認していないから、というのが主な理由とされていますが、

コソヴォの防衛組織を治安部隊のみにしておくことは一見バランスオブパワーの見地からは危険かと思われます。

しかし対外政策、特に対手の観察に主観がかなりの程度入り込む精神風土をもつバルカンではバランスオブパワーも効き目に限度があるでしょう。

これはセルビアのみならずコソヴォ側にも言えることです。

私個人は、NATO軍は半永久的にコソヴォにとどまるべきであると思います。


ちなみに、これはどうでもいいニュースですが、

アルバニアの民族主義団体、米国にプレシェヴォ渓谷の領有を促す

http://www.b92.net/eng/news/region-article.php?yyyy=2013&mm=02&dd=07&nav_id=84572

ちと不勉強だったのですが、この記事によれば米国とロシアとの間でプレシェヴォ渓谷を通るルートで、おそらくヴァルダル川につなげてマケドニアを縦断しギリシアのセサロニキに至る運河の建設計画があったことです。

これについては不明な点が多く(起点はどこなのかなど)、ちと調べてみたいと思います。


ああ、すみません。このニュースがありました。

サンジャクのイスラム教徒、ウグリャニン無任所大臣の発言に反発

Islamic communities condemn minister’s statement

スレイマン・ウグリャニンはユーゴ崩壊前からサンジャクの政治的リーダーだった人物です。

サンジャクからは「ムフティ」の発言がニュースでよく聞かれるようになりましたし、ボシュニャク人は以前より宗教的になってウグリャニンのような政治的リーダーの存在感が薄くなっているのでしょうか。

このことはもう一人の政治的リーダーであるラシム・リャーイッチにも言えることなのか、調べが必要です。


それでは、Dobrou noc! Na shledanou!
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テーマ : 国際政治
ジャンル : 政治・経済

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crnaoluja

Author:crnaoluja
こんにちは。
東欧地域の戦略環境分析が専門のシンクタンクで研究員をしておりますチェコ出身のエリシュカ・マジャーコヴァーと申します。

ネクロマンサーのすぴか、その一味のミルチャ・アントネスクとともに東欧情勢について御説明していきたいと思います。

ハンガリー以北(V4)+バルト三国は私、南東欧がミルチャ、地政学・戦略論など理論面はすぴかが担当致します。

文責は @crnaoluja (twitter)

ミルチャのアイコン絵はあんねこ先生より頂きました。
http://a-n-neko.tumblr.com/

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